東海道・山陽三十五次(はてな)

鉄道写真撮ったりウソ電作ったりイラスト描いたりするブログです。

2/2:根津メトロ文庫

東京メトロ千代田線の根津駅には、同社6000系電車を模した本棚「メトロ文庫」が設置されています。

実物の6000系電車
こちらは6000系実車。現在は全車が引退し、一部の編成は海外の鉄道に譲渡されました。

電車のデザインが細かく作りこまれている本棚ということで気になっており、2月2日にこの駅で千代田線を撮影した際の空き時間に見に行きました。

根津駅は上下線が地下1階・2階に分離された2層構造で、メトロ文庫があるのは地下1階(1番ホーム)。不忍池方面改札の目の前に設置されています。

メトロ文庫の後側
写真内の下り階段は地下2階(2番ホーム)に通じています。
車体には「根津文庫1号車」「2号車」の文字あり。

車体の後方
1号車は先頭車、2号車は中間車。
1号車の方は車内(?)に入れるようになっており、運転台に相当する位置にテーブルのような張り出しが作られていました。

入口付近の表記
赤文字の「根津メトロ文庫」表記がまた素敵。

1号車
1号車の車番は6368。
東京メトロでは6000系を含め、過去に6368号車という番号の車がいたことはないようです。何の番号なのでしょうか?
前照灯に尾灯、「M」のロゴマーク、車番表記と、さらには屋根上パンタグラフに車両間の幌まで…かなり細かく作りこまれています。

パンタグラフと幌
こちらはパンタグラフと車両間幌の拡大写真。
パンタグラフは碍子や摺板まで細かく再現。

車体の前方
前面窓は実車と同じく向かって右側が高くて大きい窓、左側が低くて細い窓。
シンボルカラーである緑色の帯もしっかり表現されています。

車体の側面写真
インターネット上では2号車下側の開口部にも棚が設けられている写真が見られたのですが、現在は模様が入った銀色の板で塞がれています。

1号車の内部
1号車内部の様子。びっしりと本が並んでいます。

張り紙
入口には「足元に注意」との手書きの張り紙があります。車内の床は駅構内の床より1段高くなっており、僕も躓きました(

2号車の詳細
2号車の様子。
写真左側には「借りて、読み終わった本はお返し下さい。在庫が少なくなりました。」と張り紙がしてあります。メトロ文庫はその自由さゆえに、貸し出された本の返却率も低いそう。

返却・寄贈ともに利用者の厚意で成り立っているサービスなのでしょうし、平成の終わりを間近に控えてなおこれだけの本が残されているというのが凄いと思ってしまいます。